ナイトワーク未経験、または初心者の方へ
ナイトワーク未経験の方は、何をしたらいいの???と思われると思います。
簡単ではありますが、お仕事内容をご説明します。
みなさんのお仕事内容
まず、皆さんに行ってもらう店舗はいかがわしいお店ではありません。
ですからお触りなどのHな行為は一切ありませんのでご安心ください。
皆さんのお仕事はお客さんとお話をしながらお酒の相手をすることです。
一人のお客さんに対し約10~15分位接客します。
お客さんはお店や地域によって客層はかなり違って行きます。
若い方から年配の方まで色々なお客さんが店舗に来ます。
最初は大変かもしれませんが、積極的にお話して下さい。
お客さんとの会話
お客さんのお話を聞くこと
お客さんのお話をよく聞くことが一番大事だと思います。
自分からあまりお話ができない方(人見知りする方)はまず、聞き上手になることから始めてみましょう。
- オウム返しとは?
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人との会話で「オウム返し」というのがあります。
オウム返しとは、話し手のの言うことをとにかく肯定し繰り返すことです。
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例えば・・・
お客 「今日仕事で失敗をしちゃって・・・」
自分「そうですか、会社で失敗しちゃったんですか、大変でしたね」
みたいな感じで返します。
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この会話では、相手の言った事を復唱して大変でしたね、と付け加えているだけです。
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これだけで相手は自分に同調してくれた自分を肯定してくれる味方だと心理的に思い込むそうです。
人(お客)が話をしている時一番気になるのが、相手が自分の話を聞いているか、自分に興味感心があるのか、退屈していないか、ということです。
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このオウム返しをするだけで相手は気分が良くなり、自尊心が満たされ好意を持つみたいです。
それだけで好感度がアップしやすくなります。
ここから会話の幅を広げてみましょう。
話すこと
自分から進んでお話をしてみましょう。
世間話で大丈夫です。
簡単に身近なことから・・・
- 着ているものを誉めてみましょう。
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お客さんが身につけている物(スーツ、ネクタイ、シャツ、時計等)を貴方が見て「良さそうなもの」を誉め話す切っ掛けにしてみてください。
皆さんも経験があるかと思いますが、嘘でもほめられるとうれしいものです。
- ご飯を食べてきたかどうか聞いてみましょう。
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お店に来る前にご飯を食べてきたかどうか?
食べてきたならどこで食べてきた?
どこか美味しいお店があるかどうか?等々
聞いてみましょう。 あなたの参考になるかもしれません。
- 何かスポーツをしているか聞いてみる。
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体が大きいとか、がっちりしている、均整が取れている、日に焼けている等を指摘して、何かスポーツしていますか?と聞いてみる。
あなたが詳しいスポーツなら話が盛り上がるかもしれません。
- 相手の仕事を聞く。
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自分に知識がある部門だったら、今就活しているとか株を始めている」などで切っ掛けに・・・。
但し、一応あなたにその知識がないとドツボにはまりますのでその辺は注意して下さい。
- 自分の計画を言って助言を求める。
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友達と旅行に行くのだけど、何処に行くか迷っている。
どこかよい温泉は?
東京で花見(その季節のイベント)の良い所
XXの勉強をしているんだけど・・・などで相手の得意分野を探る。
結局、話すことは世間話でいいと思います。気を付けることはお客さんにとって不快な話をしないことです。
お客さんをよく観察しながら話せば大丈夫だと思います。後は自分で工夫してみて下さい。頑張って下さい。
接客の基本事項
基本的な水割りの作り方
夜のお仕事の経験が全くない方や、経験が少ない方はお酒の作り方が分からない方がいると思います。
これが正しい作り方とは言いませんが、参考にしてみて下さい。
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まず、グラスにアイスをいれるのですが、トング(氷を掴む物)でアイスを取ってグラスの底までアイスを持っていって置くように入れるようにしてください。
このとき、”コロン”という、グラスに落ちる音を鳴らしてはいけません。
ボトン!とアイスを落とさないように注意しましょう。
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そして、アイスはグラスの9分目くらいまで入れてください。
アイスが入れ終わったらお酒を3センチくらい入れます(お客様の好みに合わせて)。
お酒を入れるときは、右手(利き手)でボトルを持ち、左手の人差し指を必ずボトルの口の手前に添えるようにします。
こうすることでエレガントにお酒を注ぐことができます。
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ミネラルウォーターも同様の持ち方で、グラスの8分目くらいまで注ぐようにします。
押して水を出すタイプのものも店舗によってあると思いますが、その場合あまり勢いよく押さないようにして下さい。
水がはねる場合がありますので気を付けて下さい。
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そして、左手でグラスを押さえながらマドラーでお酒を混ぜ、マドラーをピタッと一度止めて氷の回転を止めてからすっと持ち上げ、グラスから抜き取るようにします。
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お酒を混ぜた後も、アイスがグラスの中で遊ばないように一度、きちんとマドラーを止めてから抜きます。
そして、お客様のコースターに静かに乗せます。
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お酒のボトルとミネラルをテーブルに戻すときは必ずお客様の方にラベルの表を向けるように置きましょう。
これが基本的な水割りの作り方です。
自分でぎこちないかな?と思ったら、お客さんに「入ったばかりであまり慣れてないのでスミマセン」と言えば大丈夫です。
お代りを創る場合は水割りが残り2分目~3分目になったら作ってあげましょう。
お客さんによって、全部飲み終わってから作ってほしいお客さんもいますので、作るときに、「お作りしてもいいですか?」と聞いてみましょう。
灰皿の交換について
灰皿などの交換は店舗によって違うかもしれませんが、お客さんが1本~2本吸い終わったら交換しましょう。
店舗のよって違うかもしれませんので、お仕事する前に従業員に聞くのがベターです。
電話番号、アドレス等の交換について
お仕事していけば、お客さんから連絡先を聞かれる場面が出てくると思います。
そのまま教えても構いませんが、教えたくないお客さんに聞かれた場合は
例えば
「今日初めて出勤なので(体験入店なので)次回教えますのでいいですか?」
みたいにやんわりと言って下さい。
「嫌です!」とか言ってしまうとお客さんの機嫌を損ねてしまいます。
注意して下さい。
最後に・・・
最初は戸惑ったり、分からないことがあって大変だと思います。でも、お仕事をしていけば必ず慣れます。
何か分からないことがありましたら、電話でもメールでもいいので連絡してもらえれば、ご説明しますので
頑張って下さい。